BEASTARS(ビースターズ)61話「月だ君は蛾になる」は、2017年11月30日発売の週刊少年チャンピオン2018年1号に掲載されています。
前回にテム殺害の犯人と思われる獣に襲われたレゴシ。
なんとか撃退することができましたが、手がかりはその獣の匂いや唾液。
(レゴシのファーストキスが犠牲になりました。)
ビースターズ 61話のあらすじ(ネタバレあり)
ジャックは、ルームメイト達と寮室でゲームをしている。
そこに携帯にレゴシからの着信が。
ジャック「もしもしーレゴシー?今どこにいるの?」
レゴシ「…ピィィ~ピィィ~」
ジャック「これは鼻が調子悪い時のレゴシの鼻息だ」
とティッシュ箱を持って部屋から出て行くジャック。
レゴシとは長い付き合いだから、ジャックには分かるらしい。
そしてこういう時、レゴシを助けるのがジャックの役目なのだ。
ラブラドールの嗅覚の見せ所と、レゴシの匂いを巡りレゴシを捜すジャック。
ジャックは、レゴシの匂いに血の匂いが混ざりだしたことに気づき走り出す。
そして見つけたレゴシが血まみれで倒れているのを見て慌てるジャック。
ジャックはもう泣いています。
レゴシ「あぁージャック…ありがとうな…」
その後、レゴシはジャックに伝言を頼みます。
先生に実家のじいちゃんの看病でしばらく学校にこれないと伝えてくれ。
そしてコロに借りた数学の教科書が教室の机の中にあるから返しておいてくれ。
それをジャックに伝えるとレゴシは「お前を見たらなんだか元気が出たよ」
やっぱり仲いいなあ。
立ち去ろうとするレゴシをジャックは引き止めます。
レゴシは、学校に居たら危険だからとジャックの言うことを聞きません。
そんなレゴシに対してジャックは
「お前はもう戻ってこないんだろ!?」
レゴシを近くで見ていたからこそ、ジャックはいろいろ思うことがあったようです。
ジャック「強くなればなるほど不幸になっていくお前を僕はもう見てられないよ…」
レゴシにとってジャックは眩しい。
そして自分とジャックはもう似た生物ですらないと感じます。
レゴシ「オレの強さは幸せになるためにあるんじゃないんだ。用心してジャック…お前には危ない目にあってほしくない」
そう言い残すとレゴシはジャックの前から姿を消します。
レゴシが向かったのは裏市。
頼れる大人はあの人しかないと。
レゴシはどう動くのが正しいのか助言が必要。
それは治療よりも。
そう考えてレゴシは裏市にたどり着きます。
シシ組の件でまだお礼もしていないのは失礼だと考え、途中の店で笹を購入しようとするレゴシ。
そこでレゴシは気づく。
助言が欲しいというのは建前で、本当は心の拠り所を求めていることに。
店の前でレゴシは止まってしまう。
そこに別の客がやってきて大量の笹を注文を始める。
その客こそレゴシが会いたかったゴウヒンだった。
ゴウヒン「フン…やっぱりお前か 派手に顔汚しやがって」
大量の笹の用意ができると、ゴウヒンは荷物をかつぐ。
ゴウヒン「欲しいもんは全部自分で手に入れなきゃ血肉にならねえぜ」
と言い残してレゴシの前から去ろうとする。
レゴシ「ゴウヒンさん」
とゴウヒンを呼び止めて頭を下げるレゴシ。
レゴシ(強くならなくては 俺は学びたい この人から獣の強さを!!)
ここで61話を終わりです。
ビースターズ 61話の感想
ジャックが犯人かと思ったこともありましたが、今回のレゴシとのやり取りを見ていると、犯人ではないですね。
あんなにジャックはレゴシのことを思っているとは感動敵でした。
そして再登場したゴウヒン。
渋い。
こんな渋いパンダがいるんだなあと。
レゴシのお願いをゴウヒンはきくのか?
62話が楽しみです。