BEASTARS第36話「こぶしの縁に寄せて」は2017年6月1日発売の週刊少年チャンピオン2017年27号に掲載されています。

今回の話はルイ先輩の葛藤が感じられるルイ先輩には辛い話でした。それに対してレゴシははっきりと「ハルはおれがもらう」と宣言します。

この宣言の時今まで呼び方がハルちゃんだったのがハルと呼び捨てになっていてレゴシの一皮向けた感があって清々しいです。

とは言えレゴシは1人でハルの救出に向かうようですが大丈夫なのでしょうか?シン組についてもよく知らなかったみたいですし、どのくらい危険な組織かということも理解していないような。来週の話がまた待ち遠しいです。

1.高層ビルの一室

ルイ先輩はライオン市長に呼び出されています。さらわれたハルのことを隠蔽することを伝えられます。
いずれビースターになるルイ先輩はシン組に手を焼くことになるので今から大人の世界を知っておいてもらう必要があるとライオンの市長は伝えます。

最初は隠蔽していても何も解決にならないとライオン市長の提案に反論をするルイ先輩でしたがライオン市長はその反論に一応の同意は示しますが大衆にとっては目や耳に直接届く情報は重要だから絶対に知られてはいけないと言います。

このライオン市長は市長になるために大学に入学する前に牙を抜いて総入れ歯にし400万円をかけて整形をして善良な顔立ちにしていることをルイ先輩に伝えます。

そうやって作り上げたライオンの善良なイメージが崩れれば街が混乱に陥った時誰がその混乱を収めることができるのかともルイ先輩に問います。

そしてライオン市長は握手を求めながらルイ先輩に提案をします。
どんな提案かと言いますと今回の事件を静観し隕石祭を無事終えられれば、裏市の生き餌目録に残されたルイ先輩のプロフィールを消すことです。

その提案はルイ先輩にとっても魅力的なものなのでしょう。
しかしハルのことも大切なルイ先輩は迷います。
ライオン市長は強引にルイ先輩の手を握手して契約設立だといいます。

「もう決して破れない」と言いながら強くルイ先輩の手を握ります。
その力にルイ先輩は顔を歪めます。

そしてルイ先輩は「牙を抜いても整形をしても市長さん。あなたは十分すぎるほど雄ライオンですよ…」と捨て台詞を残して部屋から出て行くのが精一杯でした。

2.市役所を出た所

「くそっくそ…っ!!!市長も シン組も ビルも…」と心のなかで毒つきながら高層ビルからルイ先輩が出てきます。

「ルイ先輩」と呼びかけるレゴシが表れます。

「良かった…やっと見つけた」と言いながらルイ先輩の左手の二の腕のあたりを掴みます。

「ハルちゃんがさらわれたんです!!なんだっけ…シ…シン組?とかいう団体に!とにかく助けに行かなきゃ」とレゴシはルイ先輩に伝えます。

するとルイ先輩はレゴシの手を振り払い「よくあることだ もう手遅れだよ…」と言い立ち去ろうとします。

それに対してレゴシはルイ先輩が助けに行かなきゃ駄目でしょうと説得しようとします。

ですがそうすることが出来ないルイ先輩はお前が行けよとレゴシを殴りつけます。

この時の内面のモノローグがつらい。

もうどうしようもない。1匹の犠牲で街を混乱させられない。とレゴシに言うのですがそれは同時に自分自身に言い聞かせています。

嘘もごまかしも平和のために必要でレゴシも自分の強さを隠して周りに溶け込もうとしているだろうと続けます。

その話を聞いたレゴシはルイ先輩に伝えます。

レゴシは力を隠さずにルイ先輩を殴りつけハルがどれだけ危険にさらされているか、どれだけルイ先輩に対して怒っているかを伝えます。

その後ルイ先輩はハルを助けることができない悔しさをレゴシにぶつけるかのように蹴り殴ります。

その事いに気付いたレゴシは決意します。そしてルイ先輩に宣言します。

「ハルはおれがもらう」と。

そしてレゴシは走り出します。

ルイ先輩は願います「頼む!!」と。

ルイ先輩のハルを助けたい。でもトップを目指すためには助けられない。その間の葛藤で悩むルイ先輩。

しがらみの無いレゴシはハルを助けるためにまっしぐら。

対象的な二匹だなと思いました。