虎のビルが裏市に行った時に知ったというルイ先輩の秘密。この第33話でその秘密があっさりと判明しました。なのでこの記事はネタバレを避けたい人は読むのを辞めておいたほうがいいです。ネタバレなしで今回の感想を少し書くとルイ先輩は非常に気高い獣だったと感じました。学園の象徴であるビースターズという地位にこだわるのもこの秘密が原因なんでしょう。そしてドライな性格なように私には見えていたのですが内面は非常に優しい獣だと感じるようになりました。

ネタバレを含めて33話の感想やあらすじを書いていきます。ルイ先輩の秘密というのはそれは出生の秘密でした。ルイ先輩は13年前5歳の時言葉も文字も教えられない状態で裏市でもタブー視される場所にいました。その場所というのは肉食獣に生き餌を提供する場所。生きたままの草食獣の子供を肉食獣に提供するという場所でした。裏市の存在もショッキングでしたが今回のこの生き餌の提供というのは更にショッキングな描写でした。

ビースターズの舞台となっている世界は肉食獣と草食獣が共生している場所ですがちょくちょく肉食獣による草食獣の殺害が行われている世界です。なので裏市のような暗黒部分は存在するのではないかと薄々感じていましたが今回の生き餌を提供する場所というのは非常にショッキングでした。生々し過ぎます。

この場所でルイ先輩は文字も言葉も教えられず肉食獣に食われるのを待っているだけの存在でした。しかしボーンズ財閥のオグマというアカシアの男がルイ先輩の前に現れます。このオグマは財閥の一人息子ながら生まれつき子供を作ることができない体でした。その為素性を持たないルイ先輩を実の息子として迎えることで財閥の繁栄を保とうします。このオグマという男中々厳しい男で、ルイ先輩を試すためにナイフを持たせて生き餌を食べる直前の飢えた肉食獣の前にルイ先輩を押し出します。

しかしルイ先輩はたとえ自分が食われるとしても相手を傷付けることを良しとせずに自ら命を絶とうとします。その気高さにオグマはルイ先輩を評価しこの世界を変えれるとルイ先輩を抱きしめながら語りかけます。この強烈な体験がルイ先輩の今を形作っているのでしょう。

そして時間は現代に戻りルイ先輩は殺されたアルパカのテムの殺害現場に向かいます。そして決してテムの死を忘れない。世界を変えると誓ったとテムに花を手向けます。

今回の話でルイ先輩のことが少しわかりました。虎のビルに脅迫されても全く動揺せず、銃を突きつけてビルを逆に脅迫仕返す強さはこの生き餌にされる場所で育ったことが根源にあるのでしょう。そして肉食獣と草食獣の共生を願っているからビースターズにこだわっている。これはビースターズを目指すと言ったジュノにとっては大きな障害になりそうです。